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#四柱推命大全 #陰陽五行 #得令 #身旺 #身強 #身弱 #看命 #推命 #旺相休囚死 #四柱推命講座
四柱推命大全(2016年新装版初版)では235ページに「強弱による六類型」の「⑥過弱の命」があります。
<見開き写真>
四柱推命大全で解説されている命式を中心星四柱推命の命式に入力して検証をしてみます。
<命式-1>
この命式の年干支、月干支、日干支、時干支から万年暦、生時干支表を使って、この方の生年月日、生まれ時刻を求めて見ます。
万年暦から
「戊申」年は2028年
「庚申」月は8月
「甲午」日は9月6日
生時干支表で
「甲」の日の「庚午」時は午前11時-午後1時
2028年9月6日11時生まれで性別は仮に女性として、中心星四柱推命の命式に入力をすると、このようになります。
<中心星四柱推命命式-1>
元の命式は縦書きなので、中心星四柱推命の命式に合わせて横書きにして並べてみます。
双方の命式を確認してみます。
天干通変の年柱「偏財」月柱「七殺=偏官」日柱=日主「比肩」時柱「七殺=偏官」
蔵干の年柱「庚」月柱「庚」日柱「丁」、時柱「丁」
十二運の年柱「絶」月柱「絶」日柱「死」時柱「死」
双方の命式に違いはありません。
次に命式の解釈を見てみます。
四柱推命大全の解説では
「この命造は甲木日生まれ、孟秋(もうしゅう)生まれの人なので、天時に背いている。月令を得ずに衰えている状態である。」
<大運の季節と十干十二支>
<旺相休囚死の表>
日主は「甲」の木局で月柱の「申」は秋で、旺相休囚死の表で「秋」の「木」をみると「死1」となり日主は弱いです。金剋木でもあります。
「三干と四支の多くは剋と洩であるため、日干は力を失くしている。」
<5行の相生相剋>
月柱天干「庚」時柱天干「庚」と年柱地支「申」月柱地支「申」は金局で木局の日干「甲」を剋しています。(金剋木)
木局の日干「甲」は火局の日柱地支「午」時柱地支「午」を応援するため、日干は弱くなります。(木生火)
「日干から地支の四支を対照すれば、十二運に死と絶しかないため、失地である(無気、無根)である。」
十二運は年柱「絶」月柱「絶」日柱「死」時柱「死」となっているため、日干は弱いということです。
「失時、失勢、失地と三つの条件と全く相反するために、弱すぎる命となり、過弱(衰極)となる。」
失時は「得令」を得ていない。つまり、日干と月支が同じ五行でない。
失勢は日干が四柱で干支からの応援を得ていない。
失地は日干から見た十二運が帝旺、建禄など強いものがない。
つまり、身旺(身強)の条件である得時、得勢、得地の全て正反対であるため、過弱の命となるということです。
今回はここまで