うお座という星座は１２星座の最後に置かれています。それは、人生の最後の場面と関係するためです。人生の最後ともなれば、今更、お金への執着も善悪の判断すら、あまり意味を持ちません。
そんなことより、これまでにやり残していることや、本当はどう生きたかったのか、、、というような、本当の自分との対面以外への関心は薄れていきます。
私たちが真に自分の人生を生きられない場合が多いのは、まだまだ未来があるとの過信によるもので、気づいてみたら人は終盤に来ていることが多いわけです。
もっとやりたかったことがある、、、、本当はこう生きたかった、、、
そう思う際に、自分の人生を振り返る一つのヒントがあります。それは、周囲を敵として見て来たか、、、それとも周囲は味方だと思っていたのか、、ということです。
周囲が味方なら、自由に伸び伸びとその人は生きてきたことになるでしょう。なぜなら、防御することも邪魔する人もいない中で、自分本来の可能性を広げることができたからです。そして何より楽しかったことでしょう。
周囲を敵として捕らえて来た人は、まずは、防衛、防御であり、人より劣ってはいけない、人より金も必要だし地位はさらに必要だ、、、との競争人生を生きて来たことでしょう。
しかし、人生の終盤にもなれば、そうしたものは意味がなくなり、本当のところが大事になっていきます。それが、うお座という性質の中に歌われているわけです。
皆様が現在、何歳かはわかりませんが、何歳だとしても、周囲は敵なのか味方なのか、、どちらの意識で生きてきたかは、これまでの人生を判断する良い視点となります。
そして、偏りがあれば修正することで、これからの人生がより実り多いものとなっていくはずです。
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