大運天中殺判別-①から⑧までの条件が重なる人は、重なった分だけ大運天中殺がスライドして、再度大運天中殺を繰り返します。たとえば、大運に甲戌、乙亥が回り、戌亥天中殺の人は、大運天中殺が重複しています。甲戌、乙亥の大運の後、もう一度大運天中殺を繰り返します。
▼ 1934/12/28(冬至説)
【男性】 (戌亥天中殺)
大 生 生 生
運 日 月 年
乙 癸 丙 乙
亥 酉 子 亥
第1旬 乙亥 ● 大運天中殺・乙亥干支・年干支と律音(二重大運天中殺)
第2旬 甲戌 ●◎○ 大運天中殺の三重駆け上がり
第3旬 癸酉 ◎○ ◎○ 大運天中殺の繰り下がり(スライドする)
第4旬 壬申 ◎○
第5旬 辛未 ◎
第6旬 庚午 ◎
例題の命式は、初旬に乙亥が回っていますので、初旬大運天中殺です。しかも、戌亥天中殺です。よって、初旬は二重大運天中殺です。二十大運天中殺が第三旬、第四旬にスライドされます。第三旬、第四旬も、二重大運天中殺ですので、第五旬、第六旬に天中殺がスライドされます。
このように大運天中殺の繰り返しが続くと、太く短い人生となり、人生を駆け足で渡る運命となります。
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▼【禊払い祝詞】
高天原(たかまのはら)に神留坐(かむづまりま)す 神魯岐神魯美(かむろぎかむろみ)の命(みこと)以(もち)て 皇御祖(すめみおや)神(かむ)伊邪那岐命(いざなぎのみこと) 筑紫(つくしの)日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐原(あはぎはら)に 御禊(みそぎ)祓(はら)ひ給(たま)ふ時(とき)に生坐(あれませ)る 祓戸(はらひど)の大神等(おほかみたち)諸(もろもろ)の枉事(まがごと)罪穢(つみけがれ)を祓賜(はらひたま)へ清(きよ)め賜(はらひたま)へと申(まを)す事(こと)の由(よし)を 天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)八百万(やほよろづ)の神等共(かみたちとも)に
天(あめ)の斑駒(ふちこま)の耳振立(みみふりたて)て 聞食(きこしめ)せと 恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(まを)す。
『新修 平田篤胤全集第七巻』より
▼【竜神祝詞】
高天原に坐し坐して、天と地に御働きを現し給う龍王は、大宇宙根元の御祖の御使にして、一切を産み一切を育て、萬物を御支配あらせ給う王神なれば、一二三四五六七八九十の十種の御寶を己がすがたと変じ給いて、自在自由に天界地界人界を治め給う龍王神なるを尊み敬いて眞の六根一筋に御仕え申すことの由を受け引き給いて、愚かなる心の数々を戒め給いて、一切衆生の罪穢れの衣を脱ぎさらしめ給いて、萬物の病災をも立所に祓い清め給い、萬世界も御祖のもとに治めしせめ給へと祈願奉ることの由をきこしめして、六根の内に念じ申す大願を成就なさしめ給へと、恐み恐み白す。
祝詞の最後に唱えているのは
” 遠神笑給 祓給清給 幸魂奇魂 守給幸給 惟神霊幸倍坐世 ”
(とおかみえみため はらいたまへ きよめたまへ さきみたま くしみたま まもりたまへ さきはへたまへ かんながらたまちはえませ)
▼【祝詞の趣旨】
天地人界が、あるべき姿に自由にお導き下さいますように!
そして、私の夢、天命が全う出来ますように!
そうすると、祝詞の神々様は、五穀豊穣でその存在を証明されます。