⑧ 宿命(年干支または日干支)と第一旬の干支の関係で、土性と火性の関係が成り立つとき、土性を火性に置き換えて位相法を判別してみる。
これは、土性は中央にして位相法が成立しない為、土性は火性に従って位相法を判別する為です。この法則を『土性は火母に従う』といいます。
大運第一旬と宿命との関係で、第一旬と日干が、丙と戊の関係となるため、戊を丙に置き換えて判別すると、干が同じで、地支の半会(大半会)が成立します。
【女性】 位相法において初旬大半会です。
大 生 生 生 日干支と干が同じで、支が半会成立。
運 日 月 年 (大運天中殺の、判別の時のみ使う。)
(それ以外は、日干戊として鑑定する)
丙 戊 丁 壬 ⇒ 丙 丙 丁 壬
午 寅 未 戌 ⇒ 午 寅 未 戌
第1旬 丙午 日干支と虚気大半会が成立
第2旬 乙巳 ● 大運天中殺の駆け上がり
第3旬 甲辰 ●◎ 大運天中殺の繰り下がり(スライドする)
第4旬 癸卯 ◎
第5旬 壬寅
第6旬 辛丑
日干支と大運第一旬との関係で、大半会しますので、第三旬と第四旬は大運天中殺の繰り下がりです。
大運の第1旬が、丙、丁、戊、己のどれかが回っていたら、宿命の年干支、または日干支に、丙、丁、戊、己のいずれかがないかを確認して、丙と戊、丁と己の関係において、同一干と見て位相法が成立しないかを確認します。
位相法は、律音、納音、大半会のみです。天剋地冲は入りません。
大運初旬は初めて出会う環境の気です。大運と宿命との関係において、戊と丙、己と丁が透干しあうとき、戊は丙に引き寄せられ、己は丁に引き寄せられると考えているのです。それは、戊と丙、己と丁は同じ十二大従星になるからです。
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▼【禊払い祝詞】
高天原(たかまのはら)に神留坐(かむづまりま)す 神魯岐神魯美(かむろぎかむろみ)の命(みこと)以(もち)て 皇御祖(すめみおや)神(かむ)伊邪那岐命(いざなぎのみこと) 筑紫(つくしの)日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐原(あはぎはら)に 御禊(みそぎ)祓(はら)ひ給(たま)ふ時(とき)に生坐(あれませ)る 祓戸(はらひど)の大神等(おほかみたち)諸(もろもろ)の枉事(まがごと)罪穢(つみけがれ)を祓賜(はらひたま)へ清(きよ)め賜(はらひたま)へと申(まを)す事(こと)の由(よし)を 天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)八百万(やほよろづ)の神等共(かみたちとも)に
天(あめ)の斑駒(ふちこま)の耳振立(みみふりたて)て 聞食(きこしめ)せと 恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(まを)す。
『新修 平田篤胤全集第七巻』より
▼【竜神祝詞】
高天原に坐し坐して、天と地に御働きを現し給う龍王は、大宇宙根元の御祖の御使にして、一切を産み一切を育て、萬物を御支配あらせ給う王神なれば、一二三四五六七八九十の十種の御寶を己がすがたと変じ給いて、自在自由に天界地界人界を治め給う龍王神なるを尊み敬いて眞の六根一筋に御仕え申すことの由を受け引き給いて、愚かなる心の数々を戒め給いて、一切衆生の罪穢れの衣を脱ぎさらしめ給いて、萬物の病災をも立所に祓い清め給い、萬世界も御祖のもとに治めしせめ給へと祈願奉ることの由をきこしめして、六根の内に念じ申す大願を成就なさしめ給へと、恐み恐み白す。
祝詞の最後に唱えているのは
” 遠神笑給 祓給清給 幸魂奇魂 守給幸給 惟神霊幸倍坐世 ”
(とおかみえみため はらいたまへ きよめたまへ さきみたま くしみたま まもりたまへ さきはへたまへ かんながらたまちはえませ)
▼【祝詞の趣旨】
天地人界が、あるべき姿に自由にお導き下さいますように!
そして、私の夢、天命が全う出来ますように!
そうすると、祝詞の神々様は、五穀豊穣でその存在を証明されます。